名義変更の手続きとは

相続では、

遺産分割協議がまとまったあとに 名義を変える手続き」 が必要になります。

名義変更は、

  • 銀行口座
  • 不動産
  • 自動車
  • 保険 

など、財産の種類ごとに手続きが異なります。

ここでは、

初心者でも迷わないように、 代表的な名義変更の流れをやさしく整理します。

名義変更は、次の2つが揃っていないと進みません。

相続人が確定している

戸籍を集めて、誰が相続人かを確定します。

 遺産分割協議書がある

相続人全員の合意内容をまとめた書類です。 

銀行・法務局・保険会社など、ほぼすべての手続きで必要になります。

1. 銀行口座の名義変更(解約・払い戻し)

銀行では、次の書類が求められます。

  • 遺産分割協議書
  • 相続人全員の印鑑証明書
  • 被相続人の戸籍一式
  • 相続人の本人確認書類

銀行によって必要書類が微妙に違うため、 事前に電話で確認するとスムーズです。

2. 不動産の名義変更(相続登記)

不動産の名義変更は 法務局 で行います。

必要書類は次のとおりです。

  • 遺産分割協議書
  • 相続人全員の印鑑証明書
  • 被相続人の戸籍一式
  • 固定資産評価証明書
  • 登記申請書

2024年から相続登記は 義務化 され、 放置すると罰則があるため注意が必要です。

3. 自動車の名義変更
 

自動車は 運輸支局 で手続きします。

必要書類は次のとおりです。

  • 車検証
  • 遺産分割協議書
  • 印鑑証明書
  • 譲渡証明書(必要な場合)
4. 生命保険の受取人変更(または請求)

生命保険は名義変更ではなく、 保険金の請求 が必要になります。

  • 保険証券
  • 死亡診断書
  • 保険会社の請求書類

保険会社ごとに書類が違うため、 まずは保険会社に連絡するのが確実です。

名義変更は、次の順番で進めるとスムーズです。

  1. 相続人の確定
  2. 相続財産の調査
  3. 遺産分割協議
  4. 遺産分割協議書の作成
  5. 名義変更の手続き(銀行 → 不動産 → 車 → 保険など)

この順番を守るだけで、 手続きの迷いが大幅に減ります。

名義変更は、相続の中でも実務的で手間がかかる部分です。

  • 財産ごとに手続きが違う
  • 書類が多い
  • 相続人全員の協力が必要

しかし、流れを理解しておけば、 ひとつずつ確実に進められます。

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