退職前に確認しておきたい健康保険のこと

退職すると、まず最初に考えないといけないのが 健康保険の切り替え です。 

会社員の間は「社会保険(健康保険+厚生年金)」に加入していますが、退職した瞬間にその資格がなくなります。

私は59歳で退職したので自分で健康保険を選んで加入する必要がありました。

退職後に選べる健康保険は大きく分けて2つです。

会社の健康保険を「最大2年間だけ」継続できる制度です。

● メリット

  • 会社員時代と同じ保険証が使える
  • 国民健康保険より保険料が安くなることがある
  • 手続きが比較的簡単

● デメリット

  • 退職後20日以内に手続きが必要
  • 途中でやめられない(原則2年間)
  • 保険料は全額自己負担(会社負担がなくなる)

私は保険料を試算して、任意継続と国民健康保険のどちらが安いか比較しました。 

人によって金額が大きく変わるので、退職前に試算しておくと安心です。

市役所で手続きをして加入する方法です。

● メリット

  • いつでも加入できる
  • 所得が低いと保険料が安くなることがある
  • 途中でやめることも可能

● デメリット

  • 所得によっては保険料が高くなる
  • 市町村によって金額が違う

私は退職後の収入が減ることもあり、 

国民健康保険の保険料も候補に入れて比較しました。

まず最初に検討したのが 任意継続。 

会社の健康保険をそのまま2年間だけ続けられる制度です。

ところが、保険料を見てびっくりしました。

会社員時代の“ほぼ倍”の金額になっていたのです。

理由はシンプルで、 会社が負担してくれていた分をすべて自分で払うから。

こんなに高かったのか…」と正直ショックでした。

次に、市のHPで 国民健康保険の保険料を試算しました。

すると、もっと驚く結果に。

任意継続よりさらに高い金額になったのです。

退職したばかりで収入が下がるとはいえ、 

前年の所得で計算されるため、 

どうしても高くなってしまう仕組みなんですね。

任意継続が高いと思っていたけど、国保はもっと高いのか…」 

このときは本当にため息が出ました。

任意継続も高い。 

国民健康保険はもっと高い。

この二択しかないので、 

私は 仕方なく任意継続を選びました。

ただ、結果的にはこれで良かったと思っています。

  • 手続きが簡単
  • 保険証がそのまま使える
  • 国保よりは安い

この3つは、退職直後のバタバタした時期には助かりました。

退職後の健康保険は、 

実際に金額を見て初めて現実がわかります。

  • 任意継続は会社員時代の倍
  • 国民健康保険はさらに高いこともある
  • 退職前に試算しておくと安心できる

このあたりは、私自身が経験して強く感じたことです。

退職後の生活をスムーズに始めるためにも、 健康保険の試算は 退職前に必ずやっておくべきこと のひとつだと思います。

もうひとつの選択肢として「家族の扶養に入る」という方法もあります。

配偶者が会社の健康保険に加入している場合、条件を満たせば扶養に入ることができ、保険料の負担がゼロになるので、これは大きなメリットです。

ただ、私の場合は妻が専業主婦なので、この選択肢は使えませんでした。

結局、任意継続と国民健康保険を比較して、任意継続を選ぶことにしました。

■ 扶養に入るメリット

  • 保険料がゼロになる(本人負担なし)
  • 手続きが比較的シンプル
  • 任意継続や国保より圧倒的に安い

退職直後の負担を考えると、 これはかなり大きなメリットです。

    ちなみに翌年、私は県立高校の用務員として採用されました。 

    そのタイミングで健康保険は教育委員会のものに切り替わり、 任意継続の期間は1年で終了。

    退職直後は保険料の高さに驚きましたが、 こうして再就職すれば保険も安定します。

    \ 最新情報をチェック /