【後編】HTTPとは?HTTPSとは?まずは基本をやさしく解説

HTTPSは“絶対安全”ではない理由
HTTPSは通信を暗号化してくれますが、 万能ではありません。
● 偽サイト(フィッシング)は防げない
URLが本物っぽければ、HTTPSでも騙されます。
鍵マークがあっても安心とは限りません。
● ウイルスやマルウェアは別問題
HTTPSは通信を守るだけで、 パソコン内部の安全までは守れません。
● 公共Wi-Fiのリスクはゼロではない
暗号化されていても、 偽Wi-Fiや中間者攻撃などの高度な攻撃は完全には防げません。
SSL証明書とは
HTTPSを使うには、 SSL証明書 が必要です。
これは
「このサイトは本物ですよ」
と証明するための“身分証明書”のようなものです。
ブラウザはどうやって証明書を信頼するのか

ブラウザは、証明書を次のようにチェックしています。
① 誰が発行した証明書か
ブラウザやOSには、
信頼できる認証局(CA)のリスト が最初から入っています。
そのリストにあるCAが発行した証明書だけを信頼します。
② 電子署名が正しいか
証明書には電子署名が付いていて、 改ざんされていないかを確認できます。
③ ドメイン名が一致しているか
証明書に書かれたドメインと、 アクセスしたURLが一致しているかをチェックします。
④ 有効期限内か
期限切れなら警告が出ます。
認証局はたくさんあるが、信頼されるのは一部
世界には数百以上の認証局がありますが、 ブラウザが信頼するのは 厳しい審査を通った一部のCAだけ です。
信頼されていないCAの証明書は、 ブラウザが警告を出します。
無料SSLと有料SSLの違い
● 無料SSL(Let’s Encrypt)
- 個人ブログならこれで十分
- 暗号化の強度は有料と同じ
- 自動更新で便利
● 有料SSL
- 企業向け
- 会社の実在性を証明するタイプもある
- サポートが手厚い
● 私の体験談
私も最初、
必要以上に高機能な有料クラウドSSLを契約してしまった ことがあります。
でも、これは“よくあること”で、 SSLの仕組みを理解する良い経験になりました。
まとめ(後半)

- HTTPSは安全の第一歩
- でも「絶対安全」ではない
- 証明書は“信頼できる認証局”が発行している
- 個人ブログは無料SSLで十分
- 過信せず、正しく理解して使うことが大事


