相続の流れ

相続は、いざ始まると 

「何から手をつければいいのか分からない」 という声が本当に多い手続きです。

ここでは、相続の全体像を 7つのステップ に分けて、順番に整理していきます。

まず最初に行うのが、役所への死亡届です。

  • 病院で死亡診断書を受け取る
  • 市区町村役場へ提出
  • 葬儀社が代行してくれることも多い

ここは相続というより「最初の事務手続き」です。

相続の方向性を決める重要ポイントです。

  • 自筆証書遺言(自宅の引き出し・金庫など)
  • 公正証書遺言(公証役場で保管)
  • 法務局の保管制度を利用している場合もある

遺言書があるかどうかで、相続の進め方が大きく変わります。

※自筆証書遺言は「勝手に開封してはいけない」点も注意。

誰が相続人なのかを確定する作業です。

  • 被相続人の出生から死亡までの戸籍を取得
  • 相続人全員の戸籍も確認
  • 兄弟姉妹が相続人になるケースもある

ここで「相続人とは」の記事とつながります。

相続財産の全体像を把握します。

  • 預貯金
  • 不動産
  • 有価証券
  • 車・家財
  • 借金
  • デジタル資産(ネット銀行・ポイント)

銀行口座は、家族が連絡した時点で凍結されます。 

死亡届とは連動していないので、ここは誤解しやすいポイントです。

財産の内容が分かったら、次は分け方の話し合いです。

  • 相続人全員が参加する必要がある
  • 話し合いがまとまったら「遺産分割協議書」を作成
  • これが後の手続きの“証明書”になる

遺言書がある場合は、その内容が優先されます。

遺産分割協議書ができたら、各種手続きを進めます。

  • 銀行口座の解約・名義変更
  • 不動産の名義変更(法務局)
  • 車の名義変更
  • 保険金の請求
  • 公共料金・携帯電話の解約

ここが一番時間がかかる部分です。

相続税がかかる場合は、 

10か月以内 に申告が必要です。

  • 基礎控除:3,000万円+600万円×相続人の数
  • これを超える場合に申告が必要
  • 税理士に相談するケースも多い

相続税がかからない家庭でも、 「申告が必要なケース」があるので注意が必要です。

相続は複雑に見えますが、 

流れを知っておくだけで、 

「今どこにいるのか」「次に何をすればいいのか」が分かり、 

不安が大きく減ります。

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